太洋物産が反落、鶏肉価格低迷など響き16年9月期業績は計画下振れ
太洋物産<9941>が反落。17日の取引終了後、集計中の16年9月期単独業績について、売上高が従来予想の212億2000万円から202億9000万円(前の期比17.3%減)へ、営業損益が3億6200万円の赤字から4億3400万円の赤字(前の期1億2700万円の黒字)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。
主要商材の鶏肉が、円高の影響などで需要に比して輸入量が増加し、国内在庫も高水準のまま推移したことから市場価格の低迷が続いたことが要因。また、牛肉については、海外の産地価格が高騰し、期末に向けて販売量が伸びなかったことから、取扱数量・売上高ともに減少し、これらが売上高・利益を押し下げた。さらに、鶏肉で発生したクレーム代金の入金処理が期中にできなかったことや、総合食品チームで取り扱う牛肉の特定部位の販売で一時的な赤字販売を余儀なくされたことなども響いたとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
主要商材の鶏肉が、円高の影響などで需要に比して輸入量が増加し、国内在庫も高水準のまま推移したことから市場価格の低迷が続いたことが要因。また、牛肉については、海外の産地価格が高騰し、期末に向けて販売量が伸びなかったことから、取扱数量・売上高ともに減少し、これらが売上高・利益を押し下げた。さらに、鶏肉で発生したクレーム代金の入金処理が期中にできなかったことや、総合食品チームで取り扱う牛肉の特定部位の販売で一時的な赤字販売を余儀なくされたことなども響いたとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)