貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9889 JBCCHD

東証P
3,150円
前日比
-100
-3.08%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.1 2.35 2.98 46.85
時価総額 560億円
比較される銘柄
チェンジHD, 
SBテク, 
DIT
決算発表予定日

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JBCC HD Research Memo(4):IT予算は増加傾向


■市場環境と強み

1. 市場環境
調査会社ITRの「IT投資動向調査2018」によると、2017年度(2017年4月-2018年3月)には3割を超える企業がIT予算を増額した。2018年度(2018年4月-2019年3月)は増加率はやや減退するが、引き続き増額傾向である。なお、このIT予算の増減傾向を指数化すると、2017年度は過去10年で最高値となっている。2018年度についてもポジティブな傾向が期待されるなど、企業のIT予算は増加傾向であると思料される。


一方で、生産年齢人口の減少に伴う経済の縮小が課題となっており、特に地方圏ではその傾向が顕著である。今後、課題解決のために必要となる働き方改革や地方創生において、ICTが大いに利活用されることが考えられる。

2. 強み
JBCCホールディングス<9889>の強みは50年以上の業歴で2万社以上のIT活用を支援してきた実績、それにより得られたノウハウやソリューションと、その間に築いてきた多くの顧客やパートナー企業との関係性である。

顧客との信頼関係があることで、他社との競争が起きにくく価格競争に巻き込まれにくい。顧客の仕様理解度も高いために、高速開発が可能なスキルや仕組み、パートナー企業も含めての豊富なソリューションを備えたことで、より短期間に幅広い対応が可能になった。このように安定した顧客基盤に加え、収益性の高い開発の仕組みときめ細かいサービス体制を兼ね備え、トータルなサポート&サービスが提供できることが同社の強みと考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《MH》

 提供:フィスコ

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