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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9872 北恵

東証S
863円
前日比
+3
+0.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.5 0.60 3.24 35.44
時価総額 86.4億円
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<動意株・29日>(大引け)=ベルグアース、みらいワークス、ナイガイなど

 ベルグアース<1383>=前日のストップ高に続いて、この日も一時ストップ高。同社は27日の取引終了後に、中国の河北銘福隆農業開発と合弁で新会社を設立し、中国で本格的な苗事業を開始すると発表したことが引き続き好材料視されている。新会社は、河北銘福隆農業開発60%、ベルグアース40%の出資で設立し、中国での苗事業開始を目的とした企画・運営準備を行うという。ベルグアースは成長戦略の一つとしてグローバル化を掲げており、中国でのトマト生産に乗り出しているが、今回の合弁会社設立でさらなる中国事業の拡大が期待されている。なお、18年10月期業績への影響は軽微としている。

 みらいワークス<6563>=ストップ高。同社は19日に新規上場した直近IPO銘柄の1社で、上場初日は初値がつかず、上場2日目に公開価格1840円の3.3倍に当たる6080円で初値を形成。この日で上場9日目だが、前日高値までで既に株価は初値の2.2倍まで急騰している。同社は、プロフェッショナル人材サービスが主な事業。独立コンサルタントなどのプロ人材と企業を結びつけるビジネスマッチングサービスを手掛けており、経営戦略の立案や新規事業の立ち上げ支援、IPOに向けた内部統制作り、システム構築など、企業のさまざまな要望に応じたプロ人材を派遣している。

 ナイガイ<8013>=急反発。同社は28日の取引終了後、18年1月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これを好感した買いが入っている。毎年1月31日時点で1単元(100株)以上を6カ月以上保有する株主に対して、保有株数に応じて1000円分から1万円分相当の自社商品詰め合わせを贈呈するとしている。なお、初年度のみ継続保有期間6カ月の制限は適用しないという。

 ラクオリア創薬<4579>=ストップ高し、上場来高値を更新。同社は28日の取引終了後、導出先の韓国のCJヘルスケア(ソウル市)と、胃食道逆流症治療薬「tegoprazan(テゴプラザン)」のライセンス地域拡大契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。ラクオリアでは、CJ社に対しテゴプラザンを含むP-CABについて、2010年9月に東アジア地域を、14年11月には東南アジア地域を対象とした開発・販売および製造の権利を許諾するライセンス契約を締結していたが、今回の契約で、CJ社の権利地域がメキシコ、ブラジルなどの中南米、ロシアを含む東欧圏諸国、およびアラブ、イスラエルなどの中東地域(ROW:Rest Of World)へも拡大することになる。

 立花エレテック<8159>=急反発し上場来高値を更新。同社は28日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を1650億円から1720億円(前期比7.4%増)へ、営業利益を52億円から59億円(同14.1%増)へ、純利益を37億円から42億5000万円(同9.2%増)へ上方修正したことが好感されている。世界的な半導体業界の好調を受けて、半導体デバイス事業が大幅伸長したことが要因。加えて、半導体・液晶製造装置関連や自動車関連の設備投資需要を背景に、主力のFAシステム事業も好調が続いていることが寄与するとしている。また、業績予想の修正に伴い、従来16円を予定していた期末配当を2円増額して18円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

 北恵<9872>=急反発。同社は28日取引終了後に、17年11月期の期末一括配当を従来計画に比べ6円増額の20円とし、18年11月期の期末一括配当を前期比1円増配の21円とする方針を発表。これが好感されているようだ。なお、17年11月期通期の連結決算は、売上高が557億400万円(前の期比9.6%増)、営業利益は7億8000万円(同23.3%増)で着地。18年11月期通期の連結業績は、売上高575億円(前期比3.2%増)、営業利益8億円(同2.5%増)を見込むとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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