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9872 北恵

東証S
866円
前日比
-2
-0.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.6 0.61 3.23 32.21
時価総額 86.7億円
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北恵 Research Memo(5):今期は10.6%の営業増益予想だが、上方修正の可能性が高い


■今後の見通し

1. 2017年11月期の業績見通し
北恵<9872>の2017年11月期の通期の連結業績は、売上高が前期比8.2%増の55,000百万円、営業利益が同10.6%増の700百万円、経常利益が同8.9%増の800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.6%増の480百万円と予想されている。この予想数値は、2017年6月29日に上方修正された数値と変わっていない。

住宅市場全般は前回の消費増税の影響からは完全に脱却し、10%への増税も2019年に延期されたことに加え、各種の優遇政策の影響もあり比較的堅調に推移している。住宅着工件数は前年比ではプラスが続いているが、その水準は決して高いとは言えない。そのため同社でも通期(2017年11月期)の業績をかなり固めに見ている。しかし同社商品への需要は必ずしも新築住宅だけではなく近年ではリフォームによる需要も増加していること、施工付販売や自社開発のオリジナル商品の販売を強化していること、さらに上半期の業績が予想以上に好調だったにも拘らず通期の予想は修正されていないことなどを考えると、市場環境がよほど大きく変わらない限り、通期業績が上方修正される可能性は高いと思われる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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