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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9861 吉野家ホールディングス

東証P
2,846.0円
前日比
-46.5
-1.61%
PTS
2,840円
23:56 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
44.9 3.05 0.70 11.17
時価総額 1,854億円
比較される銘柄
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本日の注目個別銘柄:キヤノン、ファナック、日産自など


<7751> キヤノン 1797.5 -279.5
急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は151億円で前年同期比81.9%減、4-6月期は178億円の赤字となり、四半期決算では初の営業赤字となった。20年12月期通期見通しも公表したが、営業益は450億円で前期比74.2%減、市場予想は1000億円を超える水準だけに大幅に下振れる形に。また、中間期配当金は80円から40円に33年ぶりの減配とした。大幅減配にネガティブなインパクトも強まった。

<8035> 東エレク 28905 -55.0
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は738億円で前年同期比73.6%増益、市場コンセンサスを100億円強上回る着地となっている。上半期計画に対する進捗率は58%と高水準、業績上振れ期待につながる形へ。会社側の20年半導体製造装置市場の見通し、並びに業績計画は変更なし。同社株は朝方は買いが先行したものの、マイナスに転じた。

<6954> ファナック 18700 -1560
急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は111億円で前年同期比61.3%減となり、市場コンセンサスは10億円程度の下振れとなった。通期計画は385億円で前期比56.4%減益の見通しと公表、市場コンセンサスは400億円程度下振れへ。中国市場回復によるプラス影響への期待もあったなか、ネガティブに受け止められた。中国第1四半期売上高大幅に伸長しているが、それ以外の国が想定以上に伸び悩んでいだ。

<7309> シマノ 22260 +730
反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は287億円で前年同期比15.8%減益となり、市場予想は40億円程度上振れて着地。再開示された通期計画は635億円で前期比6.6%減益、こちらも市場予想を50億円程度上振れている。グローバルベースで、コロナを契機とした自転車需要の高まりが確認されたと捉えられている。年初来高値の更新により、ショートカバー圧力の強まりも意識される形に。

<7201> 日産自 368.1 -42.7
急落。前日に第1四半期決算を発表している。営業損益は1539億円の赤字となったが、一部の事前観測報道並みの水準に。一方、通期見通しは4700億円の赤字見通しとしており、赤字幅は市場見通しの倍以上の水準となっている。通期配当は無配の計画。グローバル販売台数の減少や為替の円高などが想定以上に響く形へ。事業環境の厳しさは認識されていたものの、赤字幅の大きさにネガティブサプライズが先行。

<8218> コメリ 3305 +280
急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は124億円で前年同期比74.3%の大幅増益となった。上半期計画の120億円、同6.1%減を超過する形になっている。会社計画との比較では55億円の超過になっているもよう。外出自粛による巣ごもり需要の増加を背景に、リフォーム資材・エクステリア用品、工具・金物・作業用品、日用品・ペット用品、園芸・農業用品などが軒並み2ケタの増収に。

<7276> 小糸製 4200 -410
急反落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は74億円の赤字となった。また、通期予想は180億円で前期比78.2%減益としている。第1四半期は市場想定を下回ったほか、通期コンセンサスも550億円程度であり、大幅な下振れ見通しとなっている。グローバル生産台数の前提など従来通り保守的な計画とも映るが、市場予想との乖離の大きさがネガティブなインパクトにつながっているようだ。

<9861> 吉野家HD 1850 -167
急落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益49.6億円の赤字で、前年同期比60億円超の損益悪化となった。また、未定としていた業績見通しも公表、上半期は68億円の赤字、通期では87億円の赤字見通しとしている。10円予定だった中間期配当金は無配とし、通期では未定とした。ほか、グループ全約3300店のうち最大150店を閉店する計画のようだ。回復ペースは想定以上に緩やかとの見方が優勢になった。

<4911> 資生堂 6250 -360
大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も5400円から5300円に引き下げている。足元の株価を支えているのは中国市場の力強い需要回復と、さらなる構造改革への期待だが、イメージが先行している感が否めないと指摘。中国市場には目先の反動減懸念などが残り、一段の構造改革による利益押し上げ効果も限定的とみているようだ。

<4063> 信越化 12975 -525
大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業益は909億円で前年同期比15.4%減、ほぼ市場予想の範囲内となった。一方、上半期計画は1820億円で同13.6%減、こちらもサプライズのない水準。7-9月期の300ミリウエハの堅調見通しや塩ビ販売価格改善見通しなど示されていることはプラス材料だが、通期見通しは引き続き未公表で不透明感を残す。本日はテクノロジー株が軟調な流れになっていることも逆風に。

《US》

 提供:フィスコ

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