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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9837 モリト

東証P
1,519円
前日比
-14
-0.91%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.5 1.05 3.82 4.89
時価総額 456億円
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<動意株・16日>(大引け)=SGホールディングス、富士ソフト、モリトなど

 SGホールディングス<9143>=急反発。3月に入り下値模索の展開を強めていたが、足もと売り物が枯れたところに、機関投資家とみられる断続的な大口買いが流入し戻り足急となっている。子会社で業界シェア2位の佐川急便を核に宅配便事業を展開。資本関係の厚い日立物流<9086>と来年4月に経営統合する方向で協議を進めている。18年3月期営業利益は前期比23%増の610億円を見込むが、宅配の値上げ効果などで利益が上乗せされる可能性がある。

 富士ソフト<9749>=続急伸で昨年来高値を更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が15日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を3350円から4850円へ引き上げたことが好材料視された。同証券では、自動運転で注目される自動車をはじめ、IoT時代を見据えて、FA機器やOA機器、デジタル家電、医療機器などあらゆる機器において組込みソフトウエアの重要性が高まっていることを背景に、同分野の独立系トップ企業である同社も“ものづくりのパートナー”として業績が好調に推移すると予想。組込系/制御系の売上見通し引き上げを主因に18年12月期営業利益予想を100億円から108億円へ、19年12月期を同106億円から123億円へ、20年12月期を同112億円から135億円へそれぞれ上方修正している。

 モリト<9837>=5連騰。同社は15日の取引終了後、マリンレジャーやスノーボード用品などの販売を行うマニューバーライン(大阪市東住吉区)が発行する全株式(普通株式、種類株式)を取得し子会社化すると発表、これを好感した買いが入った。既存の事業領域内またはその周辺領域内でM&Aを検討していたモリトと、後継者不在という問題を抱えていたマニューバーラインの双方の思惑が合致したことから、子会社化に至ったという。また、今回の子会社化により、マニューバーラインが仕入販売を行っている商品に使用されている他社製付属品を、モリトのコア商品であるハトメ・ホック・マジックテープなどの金属や樹脂、繊維付属品への切り替えや、互いの販路での販売機会の増加なども期待されているという。なお、取得価額は35億円強。また、18年11月期業績予想への影響は現在精査中としている。

 山陽特殊製鋼<5481>=急騰。新日鉄住金<5401>が持ち分法適用会社である同社を子会社化する方向で検討を始めると発表しており、これが短期資金の手掛かり材料となった。高炉事業は厳しい価格競争の波にさらされていることから、高付加価値の特殊鋼事業をグループで底上げする構えにあり、山陽特鋼はグループのキーカンパニーとして市場の注目が集まっている。

 バロックジャパンリミテッド<3548>=ストップ高。同社は若年層の女性向け中心にアパレルを展開している。15日取引終了後に発表した19年1月期の連結業績予想は、売上高が713億600万円(前期比4.9%増)、営業利益は42億3300万円(同65.6%増)、最終利益は32億8700万円(同2.7倍)と急回復を見込んでおり、これを好感する買いが流入した。中国への出店を進め業績は回復色を強める見通しにある。なお、18年1月期連結決算は売上高679億5200万円(前の期比2.2%減)、営業利益25億5600万円(同52.4%減)、最終利益12億3600万円(同64.8%減)だった。

 エムケイシステム<3910>=急反騰し、昨年来高値を更新。同社は15日の取引終了後、3月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。また、従来21円を予定していた期末一括配当を1円増額して22円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、前期実績の19円に対しては3円の増配となる予定だ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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