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9795 ステップ

東証P
1,935円
前日比
-20
-1.02%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.0 1.20 3.82 26.00
時価総額 323億円
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決算発表予定日

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ステップ Research Memo(5):2Q業績は増収増益で半期ベースで2年ぶりに過去最高業績を更新


■決算動向

(1)2016年9月期第2四半期累計業績

4月28日付で発表されたステップ<9795>の2016年9月期第2四半期累計の業績は、売上高が前年同期比7.7%増の5,051百万円、営業利益が同19.5%増の1,325百万円、経常利益が同18.9%増の1,346百万円、四半期純利益が同27.0%増の893百万円と、半期ベースでは2年ぶりに過去最高業績を更新した。また、期初会社計画に対しても売上高で0.3%、営業利益で4.8%上回って推移した。

当期の新規開校は、小中学部の3スクールに加えて、新規事業となる学童保育「STEPキッズ」を3月に1校開設し、2016年3月末の校舎数は全体で135校(前年同期比5校増)となった。小中学部の3スクールについては、川崎市で2番目のスクールとなる宮崎台や、横浜市の東横線沿線の綱島、京浜急行沿線の上大岡といずれも学習塾激戦区での開設となったが、入会生徒数は順調な立ち上がりとなったようだ。

また、「STEPキッズ」は小学生1?2年生を対象に、専任スタッフ4名体制でスタートしている(対象は来年以降順次小学4年生まで拡大予定)。3月末で23名の生徒数となっており、定員数(55名)の約4割の水準だが、新たな取り組みとしては適度な規模でのスタートになったと言える。

生徒数は期中平均で前年同期比7.2%増となった。売上高の内訳を見ると、小中学部が前年同期比6.2%増の4,120百万円、高校部が同14.7%増の930百万円となった。高校部では特に、1年生の伸びが大きかったが、これは中学3年生に対して高校生活の実際を紹介する高校生活ガイダンスを継続したことや、大学受験での高い合格実績などによる認知度向上により、小中学部のステップ生以外の入会も増えてきたことが要因となっている。

営業利益率が前期比で2.6ポイント上昇したが、これは増収効果に加えて新規開校数が前年同期の5校(小中学部3スクール、高校部2校)から4校に減少したことで、開設に伴う立ち上げ費用なども減少したことが要因となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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