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9758ジャパンシステム

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<動意株・11日>(大引け)=ジャパンシステム、ダイヤHD、HMTなど

 ジャパンシステム<9758>=後場に入って大幅高。日足一目均衡表でも一気に雲抜けを果たしており、目先上値期待が膨らんでいる。同社は米HP系のシステムインテグレーターで自治体向けなどに強みを持つ。セキュリティーソリューションでは「ARCACLAVIS(アルカクラヴィス)」をはじめ豊富な品揃えで需要を取り込んでおり、ここ相次いで人気化するサイバーセキュリティー関連の低位株として頭角を現している。

 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>=後場に入って急騰。同社傘下のダイヤモンド電機はきょう、自動車の低燃費化・CO2排出低減に貢献する小型・高性能のマルチ点火コイルの量産化を開始したと発表。これが材料視されているようだ。マルチ点火コイルは、1000分の1秒レベルの複数回の火花放電を可能にし、高密度構造と、巻き線仕様及びスイッチング素子の最適化により、小型・高エネルギー化を実現。ダイハツ工業(大阪府池田市)の軽自動車「タント」「タントカスタム」に搭載されたエンジンでは、低燃費化最大2%を達成しているという。

 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>=大幅高で6連騰。同社は10日の取引終了後、庄内地域産業振興センター(山形県鶴岡市)及び国立がん研究センター・鶴岡連携研究拠点との共同研究による、培養細胞からの代謝物質抽出法に関する論文を学術誌JoVE(Journal of Visualized Experiments)に発表したことを明らかにしており、これを好材料視した買いが入っている。今回論文発表された培養細胞からの代謝物質抽出法は、17年に特許登録された技術で、基本的な培養技術を有する研究者が、短時間で簡便かつ再現性良くイオン性の代謝物質を網羅的に抽出できるよう工夫されているのが特徴という。ヒューマン・メタボが得意とするキャピラリー電気泳動質量分析装置によるメタボローム解析用に最適化されたプロトコルとなっています。

 千代田化工建設<6366>=大幅高。株価は業績不安を背景に5月10日に253円の年初来安値をつけたが、その後は底値圏で売り物をこなし、5月下旬を境に急浮上に転じてきた。ここ低位株の一角が人気化しているが、共通項となっているのは取組妙味。同社株は5月31日申し込み現在で信用倍率0.92倍と売り買いがっぷり四つ、売り残は1000万株を超えている。日証金ベースでも大幅に売り長となっている。

 串カツ田中ホールディングス<3547>=急反発。同社は10日取引終了後、未定だった市場変更先が東証1部に決定したことを発表、これが買い戻しを誘導する契機となった。これまで市場変更先は東証1部もしくは東証2部としていた。市場変更に合わせ株式売り出しを実施すると発表したことを受けて、株価は6月に入り急落していたが、2000円大台を割り込んだことで突っ込み警戒感も生じ、目先リバウンドに転じた形だ。

 シャープ<6753>=後場上げ幅を拡大。同社は前引け後に、A種種類株式の全部取得と消却を発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社では今年1月30日、発行済みのA種種類株式20万株のうち9万2000株を取得し消却しているが、残り10万8000株について、保有するみずほ銀行(東京都千代田区)及び三菱UFJ銀行(東京都千代田区)から約970億円で6月21日に取得する。また、取得したA種種類株式全てを同日付で消却すると発表しており、これにより、優先配当や金銭償還の負担解消が期待されている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2019年06月11日 15時12分

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