貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

9757 船井総研HD

東証P
2,374円
前日比
-26
-1.08%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.3 4.46 3.16 27.20
時価総額 1,187億円
比較される銘柄
ジェイエイシ, 
ディップ, 
エスエムエス
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

船井総研HD---磐石な顧客基盤を内外に披露


船井総研HD<9757>の基幹会社である船井総合研究所は、8月19日から21日までの3日間に同社が創業以来継承している「経営戦略セミナー」の第89回を開催した。
テーマは「出でよ!地域からの成熟業種を変える革新経営者」とし、各業界に革命的変革をもたらした多彩なゲスト講師陣と同社のトップメネジメント層などを講師としての開催となった。地域の中堅中小企業の成長こそが日本経済の実質的発展のポイントであるとの同社の意志が感じられる。
同社によると3日間の来場者は3,500名を上回ったもようだ。このセミナーは同社の業績好調の主要因である研究会組織の全国大会という主旨で開催されており、今年も同社の148ある研究会組織のうち主要研究会の例会開催が同時に行われた。

また、船井総研HDの寄付金などで運営されている一般財団法人 船井財団が主催するグレートカンパニーアワード2015の授賞式も同時開催された。グレートカンパニーとは、船井財団が選定する「社会性の高い理念のもと、その企業らしさを感じさせる独自のビジネスモデルを磨き上げ、その結果、持続的成長を続ける企業」のことを指し、船井総合研究所がその経営コンサルティングサービスを通じて社会的意義を広めてゆくことを使命としているものである。

本セミナーの来場者数は、船井総合研究所の顧客基盤とも言える企業群であると思われ、同社のブランド力の現れと言えよう。このブランドを研究会会員企業に感じてもらい、大いに刺激を与え、今後の活力につなげてもらう機会となったようだ。同社が、より強固な顧客との関係性構築に努めている姿の表れととることができる。

船井総研HDは、同社が7月30日に発表した第2四半期決算によると、売上高68.93億円で前年同期比16.5%増、営業利益18.89億円で同14.4%増、経常利益19.94億円同19.0%増、四半期純利益は12.84億円同34.1%増と依然好調を維持している。
このセミナーの状況を考察すると、船井総合研究所の今後の動きに期待を感じるとともに船井総研HDの今後の動向に注視してゆきたい。

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均