信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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9753 アイエックス・ナレッジ

東証S
1,120円
前日比
-14
-1.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 1.28 2.68
時価総額 121億円
決算発表予定日

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<動意株・15日>(大引け)=関通、IDOM、IXナレッジなど

 関通<9326>=一時ストップ高。14日の取引終了後に発表した20年2月期単独決算が、売上高73億100万円(前の期比12.9%増)、営業利益2億9100万円(同2.3倍)、純利益1億7000万円(同2.2倍)と大幅増益だったことが好感されている。
主力の物流サービス事業で、EC・通販物流支援サービスが好調に推移した。なお、21年2月期業績予想は、新型コロナウイルスの影響など未確定要素が多く、合理的な算定が困難であるとして未定としている。

 IDOM<7599>=続急騰。14日取引終了後に発表した20年2月期の連結経常利益は前の期比3.3倍の68億6700万円に拡大して着地。従来予想の47億円を大幅に上回っており、これを材料視する買いが向かった。小売価格設定の精度向上や付帯商品収益の増加を狙う改善策の実行が奏功し、中古車販売台数と1台あたりの粗利益が想定以上に回復したことが利益を押し上げた。併せて、発表した21年2月期業績見通しは新型コロナウイルスの影響を踏まえ、経常利益段階で41億円(前期比40.3%減)に落ち込む見込みとした。一方、年間配当は前期比9.4円増の10.6円に大幅増配する方針としている。このほか、発行済み株式数(自社株を除く)の3%にあたる300万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。300万株のうち100万株は14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得している。

 アイエックス・ナレッジ<9753>=大幅高。独立系システム開発会社で主に金融系に強みを発揮するが、キャッシュレス決済やブロックチェーン分野の展開力に定評があるほか、新型コロナウイルスに絡む現金給付問題などを契機に政府が改めて普及に本腰を入れる構えのマイナンバー関連でビジネスチャンスを捉える可能性が意識されている。足もとの業績は苦戦しているものの21年3月期は車載関連システムの需要開拓効果もあって成長路線に復帰する見通し。

 串カツ田中ホールディングス<3547>=急伸。14日の取引終了後、上限を50万株(発行済み株式数の5.3%)、または5億円とする自社株買いの実施を発表したことが好感されている。取得期間は4月15日から6月30日までで、機動的な資本政策の遂行を通じて企業価値を高めることを目的としている。同時に発表した第1四半期連結決算は、売上高29億1500万円(前年同期比34.3%増)、営業利益2億8500万円(同91.5%増)、純利益1億8200万円(同48.7%増)と大幅な増収増益となったことも好材料視されている。メディア露出の増加により直営店既存店が前年同期比5.5%増と堅調に推移したほか、前期にオープンした店舗のフル寄与及び新規出店などが貢献した。なお、20年11月期通期業績予想は、売上高127億円(前期比26.9%増)、営業利益7億9000万円(同30.6%増)、純利益5億3000万円(同16.4%増)の従来見通しを据え置いた。

 ベイカレント・コンサルティング <6532>=ストップ高。総合コンサルティング会社でIT活用などに優位性を持っている。旺盛な企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込み業績を伸ばしている。14日取引終了後に発表した20年2月期決算は営業利益段階で前の期比79%増の80億3800万円と急拡大、これを好感する形で投資資金を呼び込んでいる。また、前期配当は計画比30円増額の90円としておりこれもポジティブ材料。なお、今期業績については非開示。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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