貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9708 帝国ホテル

東証S
974円
前日比
-36
-3.56%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
39.2 2.70 0.62 7.64
時価総額 1,157億円
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個人投資家・有限亭玉介:航空&旅行関連株へと反発相場はくるのか?【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年9月1日9時に執筆


去る8月28日…安倍総理の辞任というビッグニュースで株式市場は一瞬震撼したようですが、黒田日銀総裁の任期も継続、経済政策についての大きな変化もないとの見方から、翌営業日以降、再び株価は持ち直してきましたねぇ。

マザーズ指数も堅調で、思わず人気の新興株を追うのに熱くなってしまう気持ちもありますが、残暑も厳しい折、皆様、くれぐれも健康にはお気をつけくださいませね。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

さて、現在は世界各国で国境の往来に制限がかかっている状態ですが、個人的には、いずれ再び自由に世界を飛び回れる日が来るものと信じてやみません。コロナの影響を受けずに済んだ業界は、ようやくコロナ禍でのビジネスに慣れてきた頃かもしれませんが、出遅れている航空関連や旅行関連が通常運行に戻ってこそ、ようやく日本経済は完全復活と言えるのではないでしょうか。

東京オリンピックに備えて建設した羽田空港の新ターミナルは、現在も閑古鳥が鳴いております。例年より売上を伸ばそうと前掛かりになっていた旅館やホテルなども多数あったと思われますが、そんなところにコロナが来たものですから、たまったものではありませんな。

日本だけでなく、多くの観光客が旅行をキャンセルせざるを得ない状況ですからねぇ。夏のリゾート地である沖縄では、独自の緊急事態宣言が出された7月31日から8月3日までの4日間で、県内ホテル48施設で3万人以上の年内予約のキャンセルが出たと県ホテル旅館生活衛生同業組合が報じております。

もちろん感染拡大を防ぐ事が優先事項ではありますが、ホテル側にとっては稼ぎ時に顧客を失うのは痛手に違いありません。老舗の帝国ホテル<9708> やロイヤルホテル<9713>、藤田観光<9722>でも感染防止対策を徹底しつつ、かつての滝川クリステル氏が語った最高の「お・も・て・な・し」が出来るよう努めているようです。それこそ、クールでセクシーなサービスに期待したいところです。

さて、というわけで、あたくしは売りが一段落した後の出遅れている航空・旅行関連を監視中です。株価も未だに底値圏で推移している銘柄が多く、JR東日本 <9020>などのJRグループも新幹線での国内旅行には欠かせませんなぁ。

ひとまずコロナワクチンの接種が開始されれば、世界に安心感が広がり人の移動が活発になるとの予想ですが、ホテル業界もワクチンを待つだけでなく新たなサービスや打開策を模索しているのではないでしょうか。

エイチ・アイ・エス<9603>が手掛ける「変なホテル」のように、ロボットの従業員を駆使してアミューズメントとしても楽しめるような、ホテルが提供できる新たな付加価値を考えるべきタイミングかもしれませんなぁ。

そんな観光業界の努力もあり、日本に魅力を感じる海外観光客は増加しているようで、日本政策投資銀行と日本交通公社が6月に実施したウェブアンケートでは、アジア8カ国・地域、欧米豪4カ国の居住者(6266人)が選ぶ「新型コロナ終息後に旅行したい国」として日本が1位となっておりましたよ。

2020年はコロナによって航空・旅行業界には大変な年となってしまいましたが、2021年は世界中の人と日本で再会出来る日を楽しみにしたいもんですな。


さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を配信しております。。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《US》

 提供:フィスコ

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