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注目銘柄ダイジェスト(前場):ブラザー、SCREEN、小野薬など


旭化成<3407>:806.7円(前日比+37円)
大幅続伸。7月の住宅受注の急回復が評価材料視されている。請負住宅の受注金額は前年同月比23%増、15年10月以来9ヵ月ぶりに前年同月比でプラスに転じている。戸建て、集合住宅ともにプラスとなり、7月の受注金額としては過去最高に。広告宣伝効果が大きく寄与したものとみられている。予想以上の急回復にポジティブなインパクトが強まる格好に。

武田薬品<4502>:4758円(前日比+64円)
しっかり。シティグループ証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5800円から7400円に引き上げている。Weber社長就任後、対象疾患領域の絞り込み、長期収載品事業のTevaとの合弁会社への移管による国内での新薬集中が行われており、大規模なR&D再構築も発表されている。新しい武田薬品に生まれ変わるための仕込みが概ね完了しつつあり、今後は収益回復局面に入ると期待しているもよう。

小野薬品<4528>:2913円(前日比+32円)
小幅反発。米ブリストルが同社と共同開発した抗がん剤「オプジーボ」の臨床試験で、これまでより幅広い肺がん患者に効果があるとの結果は出なかったと発表、前日はストップ安比例配分となっていた。中長期的な成長期待は後退する格好だが、オプジーボの製品価値が全面的に否定されたわけでもなく、クレディ・スイス証券では前日のストップ安比例配分は過剰反応と指摘している。

SCREEN<7735>:1084円(前日比-148円)
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は51億円で前年同期比55%の大幅増益、上半期予想は従来の113億円から117億円に上方修正へ。第1四半期実績は市場予想を上回る着地になったほか、受注高も高水準の前四半期からさらに増加へ。ただ、ここまでの株価上昇で受注上振れ期待などは織り込み済みとも捉えられる。収益性向上もやや限定的となり、短期的な出尽し感につながる形へ。

ブラザー<6448>:1501円(前日比+229円)
買い気配から大幅高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は211億円で前年同期比29%増益となり、通期予想は従来の450億円から485億円に上方修正している。第1四半期は市場予想を90億円程度上回るポジティブサプライズとなった。通期予想の上方修正も予想外と捉えられている。事務機を扱う主力のP&S 事業がけん引役、収益改善に向けた取り組みが奏効する形に。

ヒューマンHD<2415>:873円(前日比+97円)
大幅に4日続伸。一部メディアで16年4-6月期(第1四半期)の業績観測が報じられている。連結営業利益は前年同期比8割増の8億円前後となったようだ。訪日外国人の増加を背景に利幅の厚い日本語学校の生徒数が増えたほか、児童向けのロボット教室なども好調だったという。17年3月期の会社計画で営業利益は前期比21.4%増の22.87億円とされているが、第1四半期は順調な進捗となったようだ。

ユニマットRC<9707>:688円(前日比+100円)
ストップ高。17年3月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。上期営業利益見通しは従来の5.10億円から10.10億円(前年同期は0.52億円)へ、通期見通しは12.00億円から14.60億円(前期は7.72億円)へと引き上げた。主力の介護事業において、シフト管理の徹底等、業務の効率化及び人員配置の適正化に継続して取り組んでおり、売上原価が減少する見込み。また、上期に予定していた施設修繕の一部が第3四半期以降にずれ込んだ。

シノケンG<8909>:2219円(前日比+180円)
急反発。16年1-6月期(第2四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比26.3%増の364.27億円、営業利益は同32.5%増の51.71億円だった。売上高、各利益ともに第2四半期の業績として過去最高となった。営業利益は会社計画(40.00億円)及び市場予想(45億円程度)を上回って着地した。フロービジネスが好調で、アパート販売は230棟(前年同期は170棟)、マンション販売は347戸(同315戸)となった。

《KS》

 提供:フィスコ

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