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9702 アイ・エス・ビー

東証P
1,301円
前日比
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アイ・エス・ビー---2Qは2ケタ増収・増益、業績予想の上方修正に加え期末配当金の増配を発表


アイ・エス・ビー<9702>は7月29日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.3%増の141.73億円、営業利益が同8.3%増の11.06億円、経常利益が同7.7%増の11.33億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.1%増の6.94億円となった。

情報サービス事業の売上高は前年同期比14.3%増の120.90億円、セグメント利益は同8.8%増の8.58億円となった。「モビリティソリューション」は、車載系は既存業務の拡大に加え、新規顧客からEV関連業務を受注するなど、堅調に推移した。5G関連業務は既存顧客の基地局業務はピークを越えたが、新規顧客から基地局の評価業務等を受注し、売上高は前年同期比で増加した。「ビジネスインダストリーソリューション」は、医療系は新規顧客からの受注増加や医療クラウドの受注等、堅調に推移した。基幹システムの刷新なども堅調に推移し、売上高は前年同期比で増加した。「エンタープライズソリューション」は、金融系は既存顧客のニーズに細かく対応し、受注が堅調に推移した。一方、インフラ系は半導体不足の影響を受け、機器更改の受注は伸び悩み減少したが、売上高は前年同期比で増加した。「プロダクトソリューション」は、MDM事業は営業力強化による新規顧客の増加等により、売上高は前年同期比で増加した。利益面に関しては、増収により調達コスト上昇や、営業活動の拡大、人材投資による販管費の増加を吸収し、セグメント利益は前年同期比で増加した。

セキュリティシステム事業の売上高は同8.0%減の20.83億円、セグメント利益は同5.8%増の2.41億円となった。第1四半期から半導体不足による影響は続いており、引続き機会損失の影響を受けた。一方でリカーリングビジネスは堅調に推移した。半導体不足の影響を受けにくい新アイテムの取り扱いを増強したが、売上高は前年同期比で減少した。利益面に関しては、売上高の減少に加え、部材費等の高騰による影響を受けたが、リカーリングビジネスが堅調に推移したことに加え、研究開発費の減少やのれん償却が終了したこと等により販管費が減少し、セグメント利益は前年同期比で増加した。

2022年12月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比9.5%増(前回予想比2.4%増)の286.73億円、営業利益が同22.2%増(同10.4%増)の22.86億円、経常利益が同21.2%増(同10.5%増)の23.53億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.5%増(同13.3%増)の14.04億円としている。また、2022年12月期通期連結業績予想の修正を踏まえ、期末配当において、1株当たり33.00円から4.00円増額し、1株当たり37.00円に増配することを発表した。

《ST》

 提供:フィスコ

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