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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9702 アイ・エス・ビー

東証P
1,301円
前日比
+18
+1.40%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.9 1.26 3.23 460
時価総額 149億円
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<動意株・30日>(大引け)=ポーラHD、アートSHD、アイエスビーなど(その1)

 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>=急反発で年初来高値更新。28日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高435億6100万円(前年同期比0.6%増)、営業利益43億700万円(同2.1倍)、最終利益39億3900万円(前年同期12億4600万円の赤字)と、大幅営業増益となった。中国ECや韓国免税店の高成長継続でポーラ海外事業が好調なほか、各ブランドのEC売上が伸長し業績を牽引。加えて、原価の低減や販売関連費の削減、円安に伴う為替差益の計上なども寄与した。なお、21年12月期通期業績予想は、売上高1900億円(前期比7.8%増)、営業利益190億円(同38.2%増)、純利益113億円(同2.4倍)の従来見通しを据え置いている。

 アートスパークホールディングス<3663>=後場上げ幅拡大。午前11時30分ごろ、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を32億5400万円から34億3600万円(前年同期比14.3%増)へ、営業利益を3億9100万円から6億3800万円(同78.2%増)へ、純利益を5億4800万円から8億300万円(同3.9倍)へ上方修正したことが好感されている。子会社セルシスが20年末に実施した、イラスト・マンガ・アニメーション制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」のインターネット上での全世界に向けたプロモーション効果などが売上高・利益を押し上げた。

 アイ・エス・ビー<9702>=急伸。28日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高66億8600万円(前年同期比5.5%増)、営業利益8億2600万円(同33.5%増)、純利益5億3200万円(同65.5%増)と大幅増益となり、上期計画の営業利益8億2000万円を上回って着地したことが好感されている。情報サービス事業で人手不足に対応した業務の効率化や、5G関連業務などが堅調に推移したほか、セキュリティーシステム事業で官公庁や大学向けの大型案件、既存セキュリティーシステムのリニューアル工事などの受注が好調に推移した。なお、21年12月期通期業績予想は、売上高260億円(前期比6.4%増)、営業利益17億7000万円(同7.7%増)、純利益10億7000万円(同7.6%増)の従来見通しを据え置いている。

 極東産機<6233>=ストップ高。同社は28日取引終了後に、21年9月期第2四半期累計(20年10月~21年3月)の連結業績予想を修正。今期から連結決算となっているため前年同期との単純比較はできないが、売上高は46億7400万円(従来予想は44億500万円)、営業利益は1億7900万円(従来予想は4000万円)になったようだと発表した。足もとでインテリア事業部門が自動壁紙糊付機を中心に売り上げが増加しているほか、畳事業部門でものづくり補助金採択先への販売が順調に推移し、産業機器事業部門も好調なことなどが主な要因。営業利益については、売上高の増加に加え、利益率の高いオリジナル製品の売り上げが伸びたことが寄与した。あわせて、21年9月期通期の連結業績予想も修正。売上高見通しは93億7000万円(従来予想は92億3500万円)、営業利益見通しは3億円(従来予想は1億7000万円)にそれぞれ上方修正した。

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