貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

9702 アイ・エス・ビー

東証P
1,283円
前日比
+14
+1.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 1.24 3.27 460
時価総額 146億円
比較される銘柄
セラク, 
YEデジタル, 
ニーズウェル

銘柄ニュース

戻る
 

アイエスビー Research Memo(7):通期は期初予想どおり増収増益を見込む


■2016年12月通期見通し

2016年12月通期についてアイ・エス・ビー<9702>は、売上高14,000百万円(前期比9.2%増)、営業利益420百万円(同5.2%増)、経常利益435百万円(同1.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益280百万円(同54.7%増)を予想している。これらの数値は、期初予想から変更はない。

分野別では、組込み、フィールドサービス、情報サービス及び金融の4分野で前期比増収を予想している。反対に構造変化によって需要が減少基調にある携帯端末、モバイルインフラ及び検証の3分野は減収を予想している。

今下期の注目点として弊社では以下の2つを考えている。1つは、第2四半期に続いて赤字案件の発生を抑え込めるかという点だ。もう1つは官公需の取り込みだ。同社本体に札幌システムサイエンスとインフィックスを加えた3社体制により、大手SI企業からの受注ルートが拡大したほか、直接受注も可能になった。3社のシナジー効果を活かしてどれだけ受注を取り込めるかは、同社の中期成長力を見る上での大きなヒントになるものと弊社では考えている。

前述のように、2016年12月期第2四半期は期初計画を上回って着地したため、通期予想達成のための今下期のハードルは大きく低下した。第2四半期決算を支えたQt開発案件やMDM及び官公需等が下期も順調に伸長し、赤字案件の発生をコントロールできれば、現在の会社予想に対して上振れとなる可能性は十分に高いと弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均