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9698 クレオ

東証S
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前日比
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クレオ---子会社の売上寄与により増収となるも、移転費用などが膨らみ減益を余儀なくされる


クレオ<9698>は12日、2017年3月通期(2016年4月-2017年3月)連結決算を発表した。売上高は前期比12.2%増115.59億円、営業利益は同14.8%減の2.96億円、経常利益は同9.5%減の3.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同35.4%減の2.67億円だった。新たに連結子会社化した2社の売上高が加算されるも、同社及び子会社の移転費用(0.62億円)や主力事業の減益などにより増収減益を余儀なくされた。

クレオマーケティング事業においては、第4四半期に受注を見込んでいた大型案件の獲得が進まず、新規ライセンスの売上、付随サービスの売上が減少し、売上高は前期比9.1%減の24.19億円、営業利益は同92.9%減の0.03億円となった。一方、クレオソリューション事業では第1四半期に連結子会社化したイアス株式会社の業績回復により、売上高は前期比22.4%増の26.43億円、営業利益は同20.2%増の1.41億円となった。

2018年3月通期連結業績については、売上高が前期比8.1%増の125.00億円、営業利益が同34.8%増の4.00億円、経常利益が同22.9%増の4.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の2.80億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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