都競馬は続落、１８年１２月期業績予想を上方修正も市場予想を下回る

　東京都競馬<9672>が続落している。７月３１日の取引終了後、１８年１２月期の連結業績予想について、売上高を２１７億９０００万円から２２６億６０００万円（前期比６．４％増）へ、営業利益を５２億６７００万円から６０億円（同０．６％減）へ、純利益を３３億９１００万円から３９億円（同３．８％減）へ上方修正したが、営業利益で６３億円前後を見込む市場予想を下回ることから、失望売りが出ているようだ。

　上方修正は、公営競技事業で「在宅投票システム（ＳＰＡＴ４）」が引き続き順調に推移していることに加えて、上期に予定していた施設整備の実施時期を見直したことなどが寄与した。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１～６月）決算は、売上高１００億７８００万円（前年同期比８．０％増）、営業利益２８億２５００万円（同１８．５％増）、純利益１９億４５００万円（同３１．６％増）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）