タナベ経営 Research Memo(6):配当性向は60%を目安に増配を目指す方針
■株主還元策
株主還元策として、タナベ経営<9644>では配当金と株主優待制度を導入している。配当金に関しては配当性向60%を目安に、業績等を勘案(特殊要因は除く)しながら検討していくとしている。2018年3月期は前期比1.0円増配の41.0円(配当性向55.1%)と6期連続の増配を予定しており、今後も収益拡大が続けば増配を続けていく意向だ。
また、株主優待制度として毎年9月末時点の株主に対してオリジナル手帳「ブルーダイアリー」を1冊(3,000円相当)贈呈している。2017年7月18日の株価水準(1,418円)を基準にすると、配当利回りは約2.9%、株主優待も含めると約5%の投資利回りとなる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
提供:フィスコ