スバル興業が買い気配、今期経常最高益予想を10％上乗せ

　7日、スバル興業 <9632> が決算を発表。18年1月期上期(2-7月)の連結経常利益が前年同期比43.1％増の21.3億円に拡大して着地したことが買い材料視された。

　主力の道路補修工事で好採算案件の受注を進めたほか、既存工事の増工や追加受注を獲得したことが寄与。原価管理の徹底によるコスト削減や業務効率化も大幅増益に貢献した。

　業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の24.8億円→27.2億円に9.7％上方修正。増益率が12.7％増→23.6％増に拡大し、従来の23期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は6月に続き、2回目となる。

　前日終値ベースの予想PERが9.9倍→9.2倍に低下し、割安感がさらに強まったことも支援材料となった。

株探ニュース