アインHDが急落、第2四半期営業利益4割増でも失望売り
アインホールディングス<9627>が急落。一時570円安の5730円まで売り込まれた。同社は全国に店舗展開する調剤薬局大手。26日取引終了後に16年4月期第2四半期累計(5~10月)の連結決算を発表したが、売上高は1069億2400万円(前年同期比21.2%増)、営業利益は59億100万円(同39.5%増)、最終利益は32億9500万円(同30.5%増)と好調だった。積極的にM&A戦略を進めており、店舗網の拡大効果が収益に反映された。ただ、通期業績予想は増額含みとの市場コンセンサスがあるなかで、従来見通しは据え置かれ、通期営業利益予想134億円(前期比17.0%増)に対する進捗率も上期段階で44%にとどまっていることもあって、失望売りを誘った。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)