貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9613 NTTデータグループ

東証P
2,495.0円
前日比
+54.5
+2.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.3 2.21 0.92 4.53
時価総額 34,992億円
比較される銘柄
野村総研, 
ビプロジー, 
NTT
決算発表予定日

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<動意株・25日>(大引け)=NSW、アクモス、CIJなど

 日本システムウェア<9739>=上値指向を加速。組み込みソフトやデバイス設計に優位性を持つ総合システム会社で、官公庁向けITソリューションで大型案件を獲得するなど実績が高い。官庁はデジタルトランスフォーメーション(DX)で民間よりも遅れているとの見方があり、今後も同社の活躍余地が期待される。産業用スマートグラスを活用したデータセンター運用の遠隔作業支援サービスなどに注目度が高い。足もとの業績も好調で、20年3月期は6%増収を確保し、15%営業増益と2ケタ成長を果たしている。

 アクモス<6888>=14年ぶりの高値圏突入。EC事業支援のほか金融向けシステムや医療系システム開発などITソリューションを幅広く展開、買収戦略によるベンチャー企業連合として活躍余地を広げている。アフターコロナで注目されるテレワークやそれに伴うセキュリティー、人工知能(AI)活用などデジタルトランスフォーメーション(DX)促進の動きが意識されるなか、同社に対する注目度も高まっている。時価総額の割に出来高流動性が高いが、株式需給面では外資系証券経由の貸株調達による空売りの買い戻しなどが株価を押し上げているもようだ。

 CIJ<4826>=異彩人気。ソフトの受託開発を展開するが、主要ユーザーがNTTデータ<9613>や日立製作所<6501>で安定性ある収益基盤が見直されている。20年6月期営業利益は前期大幅増益の反動もあり4%減益を見込むが、21年6月期は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)案件の拡大で再び成長トレンド入りする公算が大きいとみられている。また、神奈川県藤沢市と共同開発した自律型AIロボット「AYUDA」が反響を呼んでおり、これを材料視する動きもあるようだ。なお、同社の筆頭株主は光通信<9435>だが、一貫して買い増す動きを続けており、直近の保有株比率は共同保有で10.7%台まで高まっている。

 フォーバル・リアルストレート<9423>=急反発、一気に上放れる。通信OA関連機器の販売や回線の取り次ぎ、内装工事のほか、オフィス関連で不動産仲介なども行っている。20年3月期の営業利益は前の期比15%増の7800万円と2ケタ伸長、21年3月期についても9%増益の8500万円を見込んでいる。20年3月期配当は1円60銭と増配も実施しており、100円近辺の値ごろ感と相まって短期値幅取り狙いの資金が流入した。

 メドレックス<4586>=ストップ高。皮膚を通して薬効成分を浸透させる技術に強みを持つ創薬ベンチャーで、足もとの業績は赤字が続いているものの米国で臨床を進める新薬開発への期待が大きい。22日取引終了後、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576> と米国で共同開発している帯状疱疹後の神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」が米国食品医薬局(FDA)との会議を通過したことを発表。今年中に新薬承認申請を行う予定で、これを材料視する買いを呼び込んでいる。

 ALBERT<3906>=物色人気。同社が22日取引終了後に発表した20年12月期業績予想は営業利益段階で前期比53%増の2億9000万円と大幅な伸びで過去最高利益更新を見込んでおり、これが株価を強く刺激する格好となっている。ビッグデータ解析や自動運転分野など人工知能(AI)の開発案件が高水準で利益の伸びを後押しする見通し。データサイエンティスト育成支援事業などに対する期待も高まっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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