貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9501 東電HD

東証P
979.0円
前日比
-32.0
-3.17%
PTS
964.1円
22:28 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.4 0.44 2.79
時価総額 15,733億円
比較される銘柄
中部電, 
関西電, 
九州電
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ MCJ


●MCJ <6670>  【目標株価】1400円(16日終値1104円)

「パソコン関連事業が好調」

 MCJ <6670> [東証2]に注目したい。同社は パソコンの製造販売を主力に周辺機器事業も手掛けている。第2四半期(4-9月)の連結営業利益は前年同期比73%増の41億4000万円と好調だった。「mouse」ブランドのパソコンが堅調だったほか、欧州向けにモニタ販売などが伸びた。積極的な広告宣伝で知名度も向上している。17年3月期の同利益は前期比36%増の70億2100万円の予想だが増額期待も強まりそうだ。

 株価は業績好調を評価し、年初来高値圏の1100円台に上昇しているが、今期予想連結PERは11倍程度となお割安。先行き東証1部上場観測もある。ここから1400円前後までの上げ足は速そうだ。

●イチネンHD <9619>  【目標株価】1400円(16日終値1150円)

「M&A積極化で業容拡大を目指す」

 イチネンホールディングス <9619> は自動車リースの中堅で、リース車両整備受託、燃料販売などケミカル事業も手掛けている。17年3月期通期の連結業績を、売上高830億円(前期比10.9%増)、経常利益57億円(同3.1%増)と見込む。4-9月期の中間決算は会社想定を若干下回ったものの、堅調な推移となっている。

 主力の自動車総合リース事業で、リース契約車両は小型化傾向にあるものの、リース需要の開拓が進んでいない地方都市や中小口規模企業を対象とし、顧客獲得を目指す。また、新規の駐車場確保が着実に積み上がっているパーキング事業や、オリジナル製品の開発、ネット通販を強化している機械工具販売事業で、下期もそれぞれ堅調な推移が見込まれる。

 同社は、積極的なM&A(企業の合併・買収)による業容拡大も推進している。これまでにも、機械工具の卸売販売会社、東京電力ホールディングス <9501> グループ向けに自動車リースを営むリース会社を傘下に収めており、今後もM&Aを積極的に活用して業容拡大を目指す方針だ。

 株価は、9月以降25日移動平均線を下支えに順調に上昇軌道を描いている。ただ、PERは7倍台と依然として割安水準にあり、今後も水準訂正の上昇持続が期待できそうだ。

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