関電工が続伸、東電向け回復と都市再開発恩恵で16年3月期は大幅増額余地
関電工<1942>が続伸で一時800円台を回復した。25日移動平均線とのマイナスカイ離を急速に埋める展開。同社は東京電力<9501>向けを主力とする電気工事大手。東電の設備投資が回復していることに加え、民間建築も都市再開発計画の相次ぐ始動が同社の業績を後押ししている。リニューアル案件獲得が高水準、単価上昇も追い風に16年3月期営業利益101億円(前期比7.6%増)はかなり保守的という見方が強い。立花証券では「会社側予想は大きく上方修正され、前期比36.3%増の128億円(同36.3%増)となろう」との見通しを示している。
関電工の株価は10時30分現在795円(△8円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
関電工の株価は10時30分現在795円(△8円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)