貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9468 KADOKAWA

東証P
2,798.5円
前日比
-15.0
-0.53%
PTS
2,800.7円
12:41 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
50.8 2.01 1.07 2.69
時価総額 3,968億円
比較される銘柄
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ディーエヌエ, 
NTT
決算発表予定日

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カドカワ Research Memo(6):Webサービス事業、映像・ゲーム事業の収益拡大で3期ぶりの増益に転じる見通し


■今後の見通し

1. 2019年3月期の業績見通し
カドカワ<9468>の2019年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.7%増の231,000百万円、営業利益が同154.4%増の8,000百万円、経常利益が同144.8%増の9,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同420.1%増の5,400百万円と期初計画を据え置き、利益ベースでは3期ぶりの増益に転じる見通しとなっている。計画を達成していくうえでのポイントは、2018年11月以降に投入予定の4つのオリジナルゲームの反響次第となる。なかでも、2018年11月末にリリースしたAR技術を活用する位置情報ゲーム「テクテクテクテク」への期待度は高い。

これらゲームがヒットすればポータル事業の都度課金による収益増加につながるだけでなく、ゲーム事業の収益拡大にも貢献することになる。「niconico(く)」のリリースやサービス品質の改善により、「niconico」の視聴者数は既に増加に転じていることから、有料会員にシフトさせるためのフック役としてこれらオリジナルゲームが機能すれば、ポータル事業の黒字化並びに再成長シナリオも現実味を増してくるものと思われる。逆に、これらオリジナルゲームが不発に終わった場合や有料会員数が下げ止まらない場合は、業績面で下振れリスクが高まることになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《RF》

 提供:フィスコ

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