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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9468 KADOKAWA

東証P
2,809.5円
前日比
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PTS
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業績
単位
100株
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51.0 2.02 1.07 2.69
時価総額 3,983億円
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決算発表予定日

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カドカワ---18/3期は大幅減益、19/3期は収益力向上策を進め増収・大幅増益予想


カドカワ<9468>は10日、2018年3月期通期連結決算を発表した。売上高が前期比0.5%増の2,067.85億円、営業利益が同62.6%減の31.44億円、経常利益が同49.8%減の37.16億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同82.0%減の10.38億円となった。

Webサービス事業の売上高は前期比7.2%減の290.23億円、セグメント損失(営業損失)は10.67億円(前期は28.15億円の利益)となった。「ニコニコプレミアム会員」の減少や新サービスの開発投資負担等が影響した。

出版事業の売上高は前期比0.3%減の1,126.91億円、セグメント利益(営業利益)は同28.1%減の60億円となった。電子書籍・電子雑誌は好調を維持、書籍でもヒット作品のジャンルを拡大し、雑誌では「レタスクラブ」が好調であったものの、2017年3月期に歴史的大ヒットとなった「君の名は。」関連書籍の反動と、製造・物流一体の最新鋭工場やデジタル関連の新規事業の準備費用等で減益となった。

映像・ゲーム事業の売上高は前期比6.8%増の474.40億円、セグメント利益(営業利益)は同13.2%減の28.74億円となった。映像では、アニメが配給収入やパッケージソフト販売、ライセンス収入等総じて好調だったものの、「君の名は。」の反動で減益となった。ゲームでは、コンソールゲーム「DARK SOULS 3」やアプリゲームの貢献が続き、「ダンガンロンパ」シリーズを中心としたSteamでのキャンペーンの成功が寄与し増収増益となった。

2019年3月期通期は、Webサービス事業で新機能の実装や機能改善、新たな課金軸の導入等収益力向上策を進める。連結業績は、売上高が前期比11.7%増の2,310億円、営業利益が同154.4%増の80億円、経常利益が同144.8%増の91億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同420.1%増の54億円を見込んでいる。

《TN》

 提供:フィスコ

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