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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9435 光通信

東証P
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時価総額 1945億円
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スカラ---3Qは2ケタ増収、SaaS/ASP事業が牽引し各事業が増収


スカラ<4845>は15日、2018年6月期第3四半期(2017年7月-2018年3月)連結決算(IFRS)を発表した。Non-GAAP 指標※に基づく経営指標は、売上収益が前年同期比12.4%増の90.54億円、営業利益が同8.6%増の12.25億円、税引前利益が同8.3%増の12.20億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同14.1%増の5.55億円となった。

SaaS/ASP事業の売上収益は前年同期比11.5%増の23.50億円、セグメント利益は同41.8%増の4.46億円となった。複数の企業に再利用可能なソフトウェアを基に、顧客ニーズへの柔軟な対応により信頼性や技術力を向上させ、堅調な実績へと結び付けるストックビジネスモデルを採用することで、売上収益は累積的に増加している。主力サービス『i-ask』に加え、『i-search』、『IVR(自動音声応答)』を活用したコールバック受付予約サービスなどの導入実績が順調に増加した。

SFA事業の売上収益は前年同期比6.7%増の31.40億円、セグメント利益は同12.2%減の5.42億円となった。売上収益については、主力製品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」が、大型案件の獲得等により好調に推移した。また、営業課題にフォーカスしたコンサルティング、スキルトレーニングの需要も根強く、増収となった。一方、セグメント利益は、中長期の成長に向けて商品開発投資などを行った結果減益となった。

フィールドマーケティング事業の売上収益は前年同期比3.4%増の24.79億円、セグメント利益は同0.3%増の1.85億円となった。売上収益は、フィールド活動一括受託、派遣事業などのストックビジネスが堅調に推移したことに加え、店頭構築等のスポット案件が年初以降復調したことにより好調に推移した。セグメント利益については、更なる成長に向けて従業員数を増加させたことによる人件費増加等により前年並みとなった。

カスタマーサポート事業の売上収益は2.02億円、セグメント利益は0.01億円となった。2018年2月にレオコネクトを連結子会社化し、主に光通信グループ<9435>各社商材に対するインバウンドコールセンター業務を請けている。

その他事業では、EC事業及び出版事業において好調で、増収となった。

2018年6月期通期については、前回予想を据え置き、売上収益が前期比21.0%増の129.00億円、営業利益が同15.1%増の16.00億円、税引前利益が同15.8%増の16.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同23.1%増の6.80億円としている。

※ IFRSから同企業集団が定める非経常的な項目やその他の調整項目を控除したもの。なお、各セグメント数値については、IFRSでの数値を記載。業績予想数値については、調整項目はなし。

《MW》

 提供:フィスコ

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