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コネクシオ Research Memo(7):2019年3月期予想配当性向は39.8%、今後の業績によっては増配余地


■株主還元策

コネクシオ<9422>は株主還元策として、「配当性向40%を目途として安定的な配当を継続して行えるよう業績の向上に努めること」を基本方針として掲げている。これに基づき、2018年3月期は設立20周年記念配当5円を加えて年間配当を65円としたが、2019年3月期は現段階では通常の年間配当60円、配当性向39.8%が予想されている。僅かだが配当性向が40%を割っていることなどから、今後の業績によっては増配の可能性もありそうだ。

さらに同社は、2017年3月末現在で保有していた自己株式11,185,062株を2017年7月3日にすべて消却した。これにより、2018年9月末現在の発行済み株式数は、2017年3月末比20%減の44,737,938株となった。結果として、既存株主の持分はそれだけ濃縮化されたことになる。このように同社は、株主還元に対して積極的であり、この点は大いに評価に値すると思われる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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