エヌジェイ、今期経常を39％下方修正

要因が見込まれること、また、(株)ブームの事業再生が遅れていることから、前回予想を少し上回るにとどまる見込みです。　営業利益については、ゲーム事業において、株式会社ISAOより承継したゲーム運営サポート事業による増益要因は一定程度見込むものの、上記下期ずれ込みによる上期減益分の下期での取り戻しについては、開発原価を要することや増床による一時的な原価増加もあり上期の減益分はカバーしきれない見通しであること、また、開発の遅延等に伴う減益要因が見込まれることや、(株)ブームの事業再生が遅れていることから、前回予想を下回る見込みです。　経常利益については、モバイル事業における通信事業者による店舗改装の支援方式の変更や、外部借入の増加に伴う営業外費用の増加から、前回予想を下回る見込みです。　親会社株主に帰属する当期純利益については、上記の減益要因に、下記「２．特別損失の計上」及び「３．特別利益の計上」を加味し、法人税等を考慮した結果、前回予想を下回る見込みです。　売上高は、11,200百万円となる見込みです。（前回予想は、11,000百万円）　営業利益は、350百万円となる見込みです。（前回予想は、500百万円）　経常利益は、310百万円となる見込みです。（前回予想は、510百万円）　親会社株主に帰属する当期純利益は、250百万円となる見込みです。（前回予想は、460百万円）　なお、平成30年10月1日付「株式会社ISAOのゲーム運営サポート事業の会社分割（吸収分割）による承継の完了に関するお知らせ」のとおり、当該承継は完了しており、当期下期における業績への影響については、修正予想値に織り込んでおりますが、のれんの額については精査中であり、現在算定中の概算額をもとにしております。２．特別損失の計上（１）ブーム事業ののれんの減損　当社子会社である株式会社ブーム（新生ブーム）は、平成29年5月1日に民事再生手続の開始決定を受けた株式会社ブーム（旧ブーム）から事業再生を目的とした計画外事業譲渡により、旧ブームの事業を譲り受けており、のれんを計上しておりますが、事業損益の改善が遅れており、将来計画の見通しについて見直しを行いました。この結果、のれんの減損損失として38百万円を特別損失に計上いたします。（２）株式会社ブーム株式に係る減損（個別決算）　上記の見直しに伴い、当社個別決算において、同社株式の実質価額が著しく低下したため、「金融商品に関する会計基準」に基づき減損処理を行い、子会社株式評価損として40百万円を特別損失に計上いたします。なお、本株式減損は、子会社株式の減損であるため、連結業績には影響ありません。３．特別利益の計上　平成30年7月2日付「資本業務提携及び連結子会社の異動（株式の一部譲渡）に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、株式会社トーテック株式の70％をDELTA Holdings株式会社に譲渡しておりますが、当該譲渡に伴う売却益の連結における計上額について精査をいたしました結果、当第２四半期連結会計期間において関係会社株式売却益115百万円を特別利益に計上いたします。