スマートバリュー---KYCOMと業務提携、モビリティ向けIoTを活用した実証実験を9月末に開始
スマートバリュー<9417>は7日、KYCOMホールディングス<9685>との業務提携契約の締結を発表。スマートバリューのモビリティ向けIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」をKYCOMホールディングスが運営するレンタカー事業で活用、9月末からはレンタカーの走行データを分析する実証実験を開始する。
両社は、KYCOMホールディングスのグループ会社でレンタカー事業を展開する北陸エリア・レンタカー(本社:石川県金沢市)の車両にスマートバリューが車載機を搭載し、12月末までの車両の運行軌跡や、停車場所、停車時間、急ブレーキなどの危険運転の発生箇所などのデータを収集、分析する。これらのデータにより、観光スポット別の訪問比率や、平均滞在時間など外国人を含めた観光客の具体的な動態把握を行い、観光誘致や宣伝活動に活用したい考え。スマートバリューはこの取組みを契機として、モビリティ向けIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」をデバイス・アプリケーション事業者に拡大していくとしている。
《TN》
提供:フィスコ