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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9414 日本BS放送

東証S
911円
前日比
+1
+0.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.3 0.71 3.29 267
時価総額 162億円
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BS11 Research Memo(11):2017年8月期目標を土台に2018年8月期の「150億円」にチャレンジ


■今後の見通し

2. 2018年8月期の考え方
今中期経営計画の最終年度に当たる2018年8月期についての考え方については、前回のレポートで述べたところから大きくは変わっていない。

現状では、日本BS放送(BS11)<9414>が当初計画どおりに「売上高150億円」を目指してくると弊社では考えている。その実現のためには、2017年8月期予想売上高の12,000百万円から25%の増収が必要になる。2009年8月期を起点に2016年8月期までの7年間の年平均増収率は18.9%だ。これは本格的なBS放送事業開始直後からの急成長期を含んだ数値であり、それをさらに上回る25%増収という数値は簡単にクリアできる数値ではないと言える。

2018年8月期の売上高目標達成のカギは、2017年8月期にあるという弊社の考えは従来から変更はない。2017年8月期において“増収パターン”をいくつ確立・発展させることができるかということだ。前述のように、特番の制作によるタイム収入・スポット収入の獲得はその一例だ。また、特番については、その評価によってはレギュラー番組化するという方向性がある。これは新規レギュラー番組を投入する上で、広告収入獲得の可能性を高める効果があると期待される。さらに、「同社の認知度向上⇒視聴者増加⇒スポンサー増加」という流れをより確実なものにする上では、広報・マーケティング活動も重要だ。大手全国紙のラジオ・テレビ欄において、同局の番組情報を地上波やBS先行5局と同面で掲載するという傾向が、今年に入り増えており、そういったプラスの環境変化を捉え、戦略的な広報・宣伝を展開している。そうした地道な活動を2017年8月期において積み上げられるかが2018年8月期の業績に跳ね返ってくると弊社ではみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《MW》

 提供:フィスコ

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