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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9405 朝日放送HD

東証P
636円
前日比
-6
-0.93%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
26.6 0.38 1.89 27.72
時価総額 266億円
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<動意株・13日>(大引け)=ソディック、アジアパイル、ウシオ電機など

 ソディック<6143>=逆行し大幅高。前週は調整色の強い展開を強いられたが、きょうはマドを開けて11%以上上昇し1000円大台に復帰、25日移動平均線を飛び越える格好となった。世界的に抜群の商品競争力を誇る放電加工機など工作機械事業を主力とする。昨年来中国向けの落ち込みは覆うべくもないが、今年に入り受注キャンセルは減少に転じており、株価は最悪期脱出を織り込む形で上値指向を強めつつある。19年12月期第1四半期(1~3月期)は経常利益段階で前年同期比11%増の21億6800万円。上期計画の25億円(前年同期比52%減)に対する進捗率は86%に達している。PERは10倍に過ぎず、見直し機運が台頭している。

 アジアパイルホールディングス<5288>=大幅続伸。13%近い上昇で5日・25日・75日移動平均線をまとめて上抜く強さをみせた。工事用基礎杭(コンクリートパイル)の大手で、高強度の大径パイルで優位性を持つ。国内需要が会社側想定を上回る好調で、10日に発表した19年3月期営業利益は前期比62%増の52億1200万円と大幅な伸びを達成した。20年3月期も6%増益の55億円を見込んでいる。PER7倍台、PBR0.7倍台と株価指標面からも割安感が際立っており、株価水準訂正を狙った投資資金の流入が加速している。

 ウシオ電機<6925>=大幅続伸で年初来高値更新。10日の取引終了後に発表した20年3月期連結業績予想で、売上高1700億円(前期比2.9%増)、営業利益100億円(同17.4%増)、純利益115億円(同1.5%増)と2ケタ営業増益を見込んでいることが好感されている。光学装置で、IoTや5Gの進展による最先端ICパッケージ基板向け投影露光装置の需要が増加することに加えて、スマートフォンの有機EL採用などによる狭額縁化で、フレキシブル基板向け投影露光装置の需要が増加する見通し。また、映像装置でシネマ分野のレーザーニーズ拡大を受け、RGBレーザープロジェクターの販売割合が上昇する見通しであることも寄与する。

 豆蔵ホールディングス<3756>=逆行高。1100円近辺のもみ合いをマドを開けて上放れ、4月18日につけた年初来高値1130円を大幅更新した。企業の旺盛なIT投資需要を追い風に、技術者を派遣してシステム構築を行う情報化コンサルティング事業やRPA分野への展開で業績拡大基調を続けている。前週末10日取引終了後に発表した19年3月期営業利益は前の期比5%増の24億1100万円、続く今期は利益成長が加速、前期比11%増の26億8000万円と2ケタ成長を見込んでいる。ソフトウェアを迅速かつ継続的に提供する「アジャイル開発」が注目されるなか、同社は同分野への積極展開でもマーケットの視線を集めている。

 ディー・エヌ・エー<2432>=急伸。前週末10日取引終了後に発表した19年3月期の営業利益はスマートフォンゲームの落ち込みが響いて前期比51%減の135億1200万円と低調だったが、これについては株価に織り込みが進んでいた。一方、同日に発行済み株式数(自社株を除く)の26.14%にあたる3800万株、500億円を上限とする自社株買いを実施することを発表(買い付け期間は5月13日から20年4月30日まで)、これがインパクトのある買い材料として株価を押し上げている。

 ディー・エル・イー<3686>=ストップ高。前週末10日の取引終了後、朝日放送グループホールディングス<9405>と資本・業務提携すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の提携は、コンテンツ制作会社と放送持ち株会社のそれぞれの強みを生かしたシナジーを生み出し、早期に業績黒字化を目指すことや、DLEグループの財務体質の強化を図ることなどが狙い。また資本提携では、DLEが5月29日払込期日として、朝日放送GHDを割当先とする第三者割当増資で2200万株を発行する予定で、これにより朝日放送GHDはDLE株51.96%を保有するDLEの筆頭株主となる。なお、同時に発表したDLEの第3四半期累計(18年7月~19年3月)連結決算は、売上高36億2900万円(前年同期比9.4%減)、営業利益6200万円(同62.2%減)だった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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