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注目銘柄ダイジェスト(前場):タカタ、国際帝石、ライオンなど


国際帝石<1605>:1168円(+65.5円)
大幅続伸。17年3月期第3四半期の決算を発表。10-12月期の営業利益は977.36億円で着地。同時に通期予想の上方修正を発表し、営業利益を2830億円から3350億円に引き上げた。コンセンサスでは通期で2680億円程度と見られていたため、上振れが好感されている。原油価格前提を50.0ドル/バレルから53.0ドル/バレルに見直したほか、下期の想定為替レートを1ドル=112.2円(前回予想105.0円)に修正したこと等が背景。


東芝<6502>:242.8円(+4.9円)
買い優勢。17年3月期第3四半期(累計)の最終損益が、4000億円前後の赤字になったもようとの業績観測が報じられている。米原子力事業の損失額は6000億円前後に上る見通しだという。なお、17年3月末の債務超過については、半導体事業の分社化による株式の一部売却や上場子会社の株式売却などで資本を積み増し、回避を目指す。14日に決算を控えるなか、関心が高まる格好。


タカタ<7312>:500円(+7.99円)
急伸。17年3月期の通期予想の上方修正が材料視されている。主に為替影響を背景として、営業利益を350億円から400億円に、経常利益を290億円から440億円に引き上げている。なお、当期純利益は赤字転落となっているものの、17年1月13日に米国司法省との間で合意した司法取引に関連した特別損失計上による影響で、特に懸念材料とはなっていないようだ。


ライオン<4912>:1904円(-192円)
急落。16年12月期の営業利益は会社計画(235億円)を上回る、前期比49.6%増の245.02億円で着地。オーラルケア、薬品分野など高付加価値製品の好調、原料安や海外事業におけるパーソナルケア分野の事業拡大などが奏功した。17年12月期の営業利益見通しは通期で270億円で、想定内とする見方が多いが、一部季刊誌の予想を下回ったことで、失望売りが優勢となっている。


三陽商<8011>:172円(-9円)
急反落。10日の大引け前に三越伊勢丹<3099>がTOBに関する記者会見を開くと一部で報じられ、同社やオンワード<8016>など衣料品を手がける企業に思惑買いが向かった。しかし、その後に発表されたTOB先はニッコウトラベル<9373>であったため、本日は売りが優勢。衣料品販売の低迷を背景に、三越伊勢丹は旅行や食などコト消費関連のサービスを今後の成長の柱とするもよう。


パピレス<3641>:5610円(+700円)
ストップ高。16年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比33.5%増の103.14億円、営業利益は同63.8%増の13.69億円で着地した。営業利益は通期計画(前期比36.9%増の13.95億円)に迫る水準となり、経常利益及び純利益段階では既に超過した。サービスの向上と差別化を進めるとともに、テレビCMを実施してユーザー層の拡大を図った。


SOSEI<4565>:12520円(-610円)
大幅に4日続落。16年4-12月期(第3四半期累計)決算発表とともに、17年3月期の営業利益見通しを下方修正している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比4.5倍の126.33億円で着地した。また、通期営業利益見通しは従来の170.96億円から124.31億円(前期は10.75億円)へと引き下げた。一部の開発スケジュールが想定より遅れ、マイルストン収入の発生が18年3月期以降にずれ込む見込み。為替の影響も響くようだ。


ユーザベース<3966>:3965円(+510円)
一時ストップ高。16年12月期決算を発表している。売上高は前年同期比60.9%増の30.81億円、営業損益は2.50億円の黒字(前期は3.32億円の赤字)となり、昨年12月に発表した修正予想におおむね沿って着地した。17年12月期の通期業績については、売上高が同44.8%増の44.61億円、営業利益が同99.2%増の5.00億円と急拡大が見通しを示しており、ポジティブ視されているようだ。

《WA》

 提供:フィスコ

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