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宇徳---1Q純利益53.2%増、プラント・物流事業が業績に貢献


宇徳<9358>は31日、2019年3月期第1四半期(18年4月-6月)連結決算を発表した。営業収入が前年同期比0.9%増の141.22億円、営業利益が同4.8%減の6.93億円、経常利益が同11.2%増の8.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同53.2%増の6.29億円となった。

港湾事業の営業収入は前年同期比4.6%減の57.76億円、経常利益は同29.5%減の4.83億円となった。コンテナでは、アジア航路をはじめターミナルでの取扱いが前年同期比で大幅に減少した。完成車・中古車などの車輛の取扱いが伸びた他、建機の出荷も前期に引き続き堅調に推移したが、事業全体として前年同期に比べ減収減益となった。

プラント・物流事業の営業収入は前年同期比5.0%増の82.15億円、経常利益は370.1%増の3.66億円となった。プラントでは、国内の重量物輸送工事、橋梁・その他の工事が好調に推移した。マレーシアにおけるエチレン分解炉組立工事は順調に進捗しており、シンガポールおよびタイでの石油化学プラントの組立工事も計画工程に沿った進捗を確保している。また、物流では、取扱い貨物量が堅調に推移した。一時的な営業外収益を計上したこともあり、事業全体として前年同期に比べ増収増益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、営業収入が前期比3.5%増の578.00億円、営業利益が同9.8%減の29.00億円、経常利益が同6.6%減の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.2%減の21.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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