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宇徳---3Q経常利益18.0%増、各事業が増収増益と好調に推移


宇徳<9358>は31日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.7%増の415.66億円、営業利益が同17.7%増の22.07億円、経常利益が同18.0%増の23.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.8%減の14.89億円となった。

港湾事業では、コンテナターミナルにおけるアジア貨物を主とした取扱増及び附帯作業の増加、また建機の出荷が引続き好調に推移したことにより、事業全体では前年同期に比べると増収増益となった。

プラント・物流事業では、国内プラント工事において、重量物輸送工事、橋梁・その他の工事が引き続き堅調に推移した。海外プラント工事は、マレーシアにおけるエチレン分解炉組立工事が進んでいる他、シンガポールでも新たな化学プラント組立工事を取り組んでいる。さらに、2016年10月1日付の物流関連事業の譲受効果もあり、貨物の取扱量が大幅に増加したが、海外顧客を相手に提供していた日本国内における物流サービスに係る業務受託料の一部について、第2四半期会計期間において3.09億円を貸倒引当金繰入額として計上した。事業全体では前年同期に比べると増収増益となった。

2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.5%増の564.00億円、営業利益が同7.3%減の27.00億円、経常利益が同5.2%減の29.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.5%減の19.00億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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