桜島埠が反発、大阪万博関連として思惑、前期最終を一転黒字に上方修正

　櫻島埠頭 <9353> [東証２]が反発。24日、政府は2025年の大阪での万博開催を目指し、パリの博覧会国際事務局(BIE)本部に立候補を正式に届け出た。これを受けて、万博誘致が予定されている夢洲の近隣である此花区の梅町に倉庫などを保有する同社に関連株として思惑買いが向かった。

　また、同社は24日大引け後に業績修正を発表、これも株価を刺激しているようだ。17年3月期の連結最終損益を従来予想の3500万円の赤字→700万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。ばら貨物の取扱数量が想定より伸びたほか、コスト削減を進めたことが寄与した。

株探ニュース