貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

9274 KPPGHD

東証P
720円
前日比
-9
-1.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.7 0.64 3.06 35.33
時価総額 527億円
比較される銘柄
紙パル商, 
三共興, 
ミツウロコG
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

個人投資家キムさん:2018年の投資結果、年間300万円利益は維持できた?【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2018年12月15日10時 に執筆

2018年は個人的にモチベーションが保てず微妙な年でした。投資利益は確定値で350万円を超えていますが、含み損をかかえたまま持ち越している銘柄もあり、やや微妙な気がしています。含み損は全決済しても30万円程度なのでそれ程悲観的になる必要はありませんが、株式市場が不安定だったため、薄利決済が多く逃げ切れなかった銘柄もあります。

主力投資のIPOだけは今年も多くの銘柄に当選でき、リートを含め23銘柄の当選を頂くことができました。印象に残る銘柄はメルカリ<4385>です。公開価格3,000円の初値は5,000円になり、初値売却だと1枚の当選で20万円の利益です。

メディアの力もあり市場からの注目が高く、上場後すぐにストップ高となっています。私は初値売却せず上手く高値で売ることができました。しかし、1枚購入忘れをしていたため20万円の利益を逃がしてしまったという苦い思い出もあります。執筆段階では株価が2,500円を下回っているため多くの投資家が含み損を抱えている状況のようです。

この他、システム障害により国際紙パルプ商事<9274>を初値売却できなかったり、ソフトバンク<9434>の当選株数が異常に増える事態に見舞われたことも思い出として残りました。

■仮想通貨投資はどうだったのか?

昨年末にも今回と同様に投資結果報告を書いていますが、仮想通貨は下落に耐えるだけの1年だったような印象です。私は取引を頻繁に行っているわけではないため、現物購入のリップルやネムなどを持ち続けています。

仮想通貨の暴落の切欠を作った「コインチェック」はマネックスグループ<8698>が回収し子会社化されましたが、すべてのサービス(機能)を再開するに至っていません。損益に関しては、購入時よりも現在の価格は高く含み益がある状態です。強制決済となった分で利益がでたり、ICOに参加した利益もでているため、仮想通貨では損失を出していません。

金融庁によれば、仮想通貨というネーミングが「暗号資産」に変更されると言うことで刺激になればよいですが、市場はあまり良い雰囲気ではないようです。仮想通貨は数年後スパンで見ているためこのまま放置予定となります。

■相変わらず安定している投資は株式優待クロス取引だった。

投資スキルが殆どいらない優待クロスによりモチベーションが維持できている面も今年はあったかもしれません。毎年同じことを繰り返しているだけですが、株主優待だけを貰う手法もメジャーになり証券会社のホームページでもまとめられています。

私もまとめているページがあるのでよかったら一度ブログを見ていただければと思います。内容は省略しますが、手数料を支払えば株主優待が届きます。年間に50個~60個くらいは届いていると思います。

手数料が掛かりますが、株式売買益が出ている特定口座であれば手数料が通算されるためメリットもあります。損失をだしている口座でも優待の内容で取り返すことも可能かもしれません。

■自己資本を常に高く維持していると投資タイミングに出会える

投資でも事業でも同じですが、自己資本が高ければ投資において優位な取引ができます。何を取り組むのかで大きく変わりますが、最終的には資金が必要になります。生活においても金銭的な余裕があるのとないのとでは、時間の使い方などが変わっています。

私が投資を始めた切欠は、このまま労働で対価を得ているだけでは貧乏人まっしぐらだと思ったからです。投資と出会う前に色々とやってみましたが、利益リターンが効率ではなかったため継続が難しく、考えた結果「IPO投資」を選択しました。

■人に頼るより自分で資産運用を考えて結果を出せばいい

投資は難しいと考える方が多いようですが、自分の労働の対価であるお金を投資するとわかっているのだろうか?と思うときがあります。貧乏から始まった私だから思うことかもしれませんが、投資対象のリスクを考えて投資をしていない人が多い気がします。

投資は自己責任とよく言われますが、わからないことについて人の意見を聞くことは重要です。ただ、最後にその内容をまとめてジャッジを下す(下した)のは「本人」です。他人にお金を預け投資を任せるのは問題です。私にも投資をすれば儲かると考えていた時期もありますが、投資を行ってみると損失ばかりで得るものは殆どありません。損をしてもなぜ損をしたのか?と考えられるようなマインドを持ったタイプの方は投資センスがあると思います。

あいかわらず2018年も投資詐欺なども多いようで、なぜ他人に労働の対価である「お金」を預けるのか正直私には理解できません。初めからなくしてもよいお金だと考えている方はその限りではないでしょうが、情報社会となりインフラ整備が当たり前のようにある時代なので、うまい話があったらまずは疑問に思って調べることです。

それができない方は投資をするべきではないでしょう。私もスキルが殆どないためIPO投資や株主優待投資にしがみついています。投資商品を全て理解することは不可能に近いと思いますが、何か一つでも専門的に勉強をしてみるとよいかもしれません。

2019年もこの調子で安定的に生き残りを考えています。年金問題や社会保障など重税が待っていると考え自己資本を高く維持するように努めたいと思います。本当は常に逃げ出したいですが、やるしかないでしょう!

----

執筆者名:キムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記

《US》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均