2018年12月21日11時12分 JAL、ANAなど「空運」が業種別で唯一上昇、原油市況安と円高で燃料費低減 JAL<9201>、ANAホールディングス<9202>がいずれも堅調。業種別騰落率で「空運」は33業種中、唯一前日比で上昇しているセクターとなっている。世界的にリスク回避ムードが強まるなか債券買い、株式売りの動きが加速しているが、原油市況もまたリスクオフの流れのなか下値模索の展開を強めている。また、外国為替市場ではドル売り円買いの動きが強まり、目先1ドル=110円台に入るなど円高局面にある。しかし、空運セクターはこの原油安と円高が燃料費の低下をもたらす材料となることで、利益採算向上への期待が買い材料となっている。 出所:みんなの株式(minkabu PRESS)