海運株も戻り足、バルチック海運指数が13連騰で4月29日以来の700台回復
全体相場が急速な反騰態勢をみせるなか日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株も反発に転じている。郵船は依然としてPBR0.3倍台と指標面から割安感が際立つ。
中国をはじめとする新興国経済の経済成長鈍化に懸念がくすぶるなかで、海運市況の先行き低迷が意識されていたが、ここにきてややムードが変わっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前週末時点で4ポイント高の703と13連騰、4月29日以来の700台を回復している。海運セクターはドル建て決済で為替の円高進行に対する収益目減りも懸念されていたが、足もとは1ドル=101円台までドルが買い戻されており、これも株価にポジティブに働いたようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
中国をはじめとする新興国経済の経済成長鈍化に懸念がくすぶるなかで、海運市況の先行き低迷が意識されていたが、ここにきてややムードが変わっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前週末時点で4ポイント高の703と13連騰、4月29日以来の700台を回復している。海運セクターはドル建て決済で為替の円高進行に対する収益目減りも懸念されていたが、足もとは1ドル=101円台までドルが買い戻されており、これも株価にポジティブに働いたようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)