欧州有力証券、海運セクターの悪影響は好材料以上に強力と指摘
クレディ・スイス証券の海運セクターのリポートでは、ドライバルク船事業と定期船(コンテナ船)事業の寄与低下が長期化、その悪影響は好材料(バンカー油価格の低下、円安、タンカー事業の収益改善)以上に強力と指摘。市場は特に川崎汽船<9107>に失望する恐れがあるとの見方で、川崎汽船の経常利益コンセンサス予想はガイダンスと同証券予想の2倍以上のため、経営陣が今後のガイダンスを引き下げる可能性も高まりつつあると解説。
個別では、日本郵船<9101>は航空貨物輸送事業と物流事業の力強い寄与や主軸事業の高い契約比率により収益の落ち込みや資産価値の低下から逃れる可能性が高く、川崎汽船の第2四半期決算は市場予想を下回る恐れがあるも、現在のファンダメンタルズに基づくと適切に評価されていると考え、商船三井<9104>は資産の質が懸念されると分析。
セクター判断は「マーケットウエイト」を継続している。
《MK》
株探ニュース
個別では、日本郵船<9101>は航空貨物輸送事業と物流事業の力強い寄与や主軸事業の高い契約比率により収益の落ち込みや資産価値の低下から逃れる可能性が高く、川崎汽船の第2四半期決算は市場予想を下回る恐れがあるも、現在のファンダメンタルズに基づくと適切に評価されていると考え、商船三井<9104>は資産の質が懸念されると分析。
セクター判断は「マーケットウエイト」を継続している。
《MK》
株探ニュース