国内有力証券、海運大手3社の決算を受け分析リポート発行
東海東京調査センターでは4月28日の海運大手3社の17年3月期決算発表を受け、1日付でリポートを発行している。18年3月期の経常利益ガイダンスは3社とも200億円台前半の水準であり、「ドライバルク船市況およびコンテナ船市況については、18年3月期中に緩やかな回復を見込んでいること、コンテナ船の年間契約については昨年比で高水準の妥結が見込めそうであること」を各社の共通項として挙げている。
日本郵船<9101>について決算の印象はややポジティブ。今期計画は定期船の積高増や年間契約運賃の改善、ドライバルク船の市況回復などにより経常増益を見込んでいる。
商船三井<9104>の決算の印象はニュートラル。今期は油送船の需給軟化などを前提に、経常減益の計画。コンテナ船事業については、緩やかな改善傾向にあるものの、今期も赤字継続の見通しで業績上の懸念材料と指摘している。
川崎汽船<9107>については、決算の印象はややポジティブで、今期は経常損益ベースで700億円以上の大幅改善となる予想。しかし市況前提は他2社と比べやや強気で、計画の信憑性には精査が必要としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
日本郵船<9101>について決算の印象はややポジティブ。今期計画は定期船の積高増や年間契約運賃の改善、ドライバルク船の市況回復などにより経常増益を見込んでいる。
商船三井<9104>の決算の印象はニュートラル。今期は油送船の需給軟化などを前提に、経常減益の計画。コンテナ船事業については、緩やかな改善傾向にあるものの、今期も赤字継続の見通しで業績上の懸念材料と指摘している。
川崎汽船<9107>については、決算の印象はややポジティブで、今期は経常損益ベースで700億円以上の大幅改善となる予想。しかし市況前提は他2社と比べやや強気で、計画の信憑性には精査が必要としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)