日本郵船<
9101>、商船三井<
9104>など海運株が軟調。きょう前場の業種別値下がり率で「海運」はトップに売り込まれた。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前日時点で22ポイント安の840と水準を切り下げ、これで6日連続安と再び下値を探る展開となっている。
中国景気の減速懸念の後退が海運市況にも上昇効果をもたらせたが、年明け以降のバルチック指数は再度下落トレンドに入っている。海運株は世界景気の改善期待で上値指向にあっただけに、ここにきての指数軟化を横目に、利益確定の売りを誘発している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)