貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9007 小田急電鉄

東証P
2,081.5円
前日比
-92.0
-4.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.2 1.86 1.06 4.49
時価総額 7,670億円
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<動意株・31日>(大引け)=宇徳、M&Aキャピ、白鳩など

 宇徳<9358>=一時ストップ高。同社は港湾運送を主力とし、商船三井<9104>が全株式の66%強を握っている。きょう前場取引時間中に商船三井を含む海運大手3社が、合弁会社を設立して定期コンテナ船事業を統合することで契約を締結、これが海運セクターの大幅上昇をもたらした。統合によるスケール効果(世界シェアは7%まで上昇)と合理化効果への期待が大手海運株を強く刺激する格好となったが、港湾運送を手掛ける同社の収益機会拡大にもつながるとの読みが働いている。

 M&Aキャピタルパートナーズ<6080>=後場一段高で年初来高値更新。同社は独立系のM&A仲介会社で、中小企業を対象にM&Aを活用した事業継承案件を主力としている。事業継承の潜在需要は強く、同社の成約件数もうなぎ上り。業績は人件費などのコスト増加をトップラインの伸びで吸収、16年9月期単独売上高は37億5500万円(前の期比31.9%増)、営業利益18億6000万円(同20.0%増)と絶好調でこれをポジティブ視する買いが集中した。

 白鳩<3192>=後場ストップ高で年初来高値更新。同社はきょう、午後1時過ぎに小田急電鉄<9007>と資本・業務提携することで合意したと発表。今後の展開や財務基盤強化などが期待されているようだ。提携内容は、両社の顧客資産など経営資源の相互補完による売り上げ拡大や、小田急グループの信用・ブンランド力と白鳩のEコマース事業におけるノウハウの相互活用など。また、白鳩は小田急に対して第三者割当増資により96万3400株を割り当てるとともに、小田急は市場取引で白鳩株1万200株を取得。これにより小田急の保有株数は計97万3600株(発行済み株式総数に対する所有割合は20.20%)となり、白鳩の筆頭株主となる。

 サンコー<6964>=ストップ高で年初来高値更新。同社は28日取引終了後に、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正。営業損益見通しは従来の8000万円の黒字を大きく上回り、3億2000万円の黒字(前年同期は6400万円の赤字)になったようだと発表した。売上高予想も59億円から67億8000万円(前年同期比16.8%増)に増額修正。自動車関連製品や住宅設備関連製品などの受注が堅調に推移したことが業績を押し上げる。

 グリムス<3150>=ストップ高。同社は28日取引終了後に、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正。経常利益見通しは従来予想の3億2500万円を上回り、4億5800万円(前年同期比52.2%増)になったようだと発表した。売上高予想も34億2700万円から37億3900万円(同14.2%増)に増額修正。既存顧客へのLED照明クロス販売や、蓄電池のセット販売などが好調に推移したことが主な要因だという。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

 ハビックス<3895>=大幅反発。28日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を129億7400万円から125億4900万円(前期比5.6%増)へ下方修正した一方、営業利益を11億3800万円から14億9200万円(同2.3倍)へ、純利益を7億5900万円から10億1600万円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感されている。円高の影響などで、主要原材料である輸入パルプや燃料の価格が想定を下回って推移していることが要因としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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