電鉄株が軒並み安、新型コロナ要警戒で４連休前に逆風強まる

　ＪＲ東日本<9020>が４日続落、一時１９０円以上の下げをみせ７０００円大台を割り込んだほか、京王電鉄<9008>、相鉄ホールディングス<9003>など私鉄株も軒並み軟調な展開を強いられている。ここ国内でも新型コロナウイルスの感染第２波に対する警戒感が強まっており、東京都では２２日午前の段階で新規感染者数が２３０～２４０人程度となる見通しを小池百合子都知事が示している。感染者数は２１日も２３７人にのぼっていた。再び外出自粛や移動の自主制限といった動きが予想されるなか、４連休前にもかかわらず電鉄セクターは利用者の減少を懸念する形で売りがかさんでいる。

出所：MINKABU PRESS