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8940 インテリックス

東証S
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インテリックス---18/5期は売上高が5.1%増、地方主要都市で販売件数が伸長


インテリックス<8940>は12日、2018年5月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.1%増の435.07億円、営業利益が同11.2%減の15.60億円、経常利益が同6.7%減の12.53億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%減の8.02億円となった。

中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)において販売件数が、競合の激しい首都圏で前期を下回ったものの、地方主要都市では市場浸透が進み販売件数が伸張した。不動産小口化商品「アセットシェアリング」シリーズの販売や戸建、その他不動産の売却などが増収に寄与した。

中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)は、売上高が前期比0.3%減の345.95億円、営業利益が同1.0%増の12.59億円となった。リノヴェックスマンションの販売件数は同9件増の1,450件、平均販売価格は同0.8%減の2,370 万円となり、物件販売の売上高は同0.1%減の343.74億円となった。また、マンションによる賃貸収入売上は同2.3%増の1.85億円、その他収入売上が同67.1%減の0.36億円となった。

その他不動産事業は、売上高が前期比33.2%増の89.11億円、営業利益が同18.0%減の8.21億円となった。人件費を中心とする販売費及び一般管理費の増加等が損益に影響した。物件販売の売上高については、不動産小口化商品「アセットシェアリング渋谷青山」「アセットシェアリング北千住駅前(一部)」「アセットシェアリング京都町家再生I(一部)」の販売により21.27億円、中古戸建の販売により9.03億円、一棟物等のその他不動産の販売により38.99億円をそれぞれ計上し、合計で同37.7%増の69.29億円となった。また、その他不動産による賃貸収入売上は同1.5%増の6.05億円、その他収入売上は同業他社や個人向けのリノベーション内装工事の拡充等により同29.9%増の13.76億円となった。

2019年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.6%増の446.40億円、営業利益が同9.2%増の17.03億円、経常利益が同4.6%増の13.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.5%増の8.79億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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