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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8935 FJネクHD

東証P
1,315円
前日比
-18
-1.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.2 0.66 3.80 27.31
時価総額 456億円
比較される銘柄
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タスキHD, 
日神GHD
決算発表予定日

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FJネクスト Research Memo(12):16年3月期は2年連続の増配となる年14円配を予想、株価見直し余地あり


■株主還元と株価バリュエーション

FJネクスト<8935>の株主還元は、「積極的な事業展開のための内部留保、財務バランス等を総合的に勘案の上、継続的かつ利益に応じた安定的な配分を行うこと」を基本方針としている。2015年3月期は、普通配当ベースで2円増配の年12円配を実施した(配当性向14.0%)。2016年3月期も2年連続の増配となる年14円配を予定している(配当性向15.9%)。今後も同社の比較的安定した事業特性や高い利益水準をベースとして、継続的かつ利益成長に応じた配当が期待される。

なお、同社は個人株主対策及び同社グループ事業の理解促進のため、同社グループが経営する温泉旅館の利用券による株主優待制度を導入している。

現在の株価(8月26日終値530円)は、PER(予想)が6.00倍、PBR(実績)が0.64倍、配当利回りが2.64%の水準となっている。同じ成長モデルを有する類似会社に上場会社が存在しないことから単純な比較分析ができないが、東証1部平均のPER(予想)が17.75倍、PBR(実績)が1.47倍であることを始め、首都圏における資産運用型マンションに対する根強い需要や今後の発展性、同社の比較的手堅いビジネスモデルや足元の業績等を勘案すると、現在の株価水準には明らかに割安感がある。したがって、資産運用型マンションが長期的な運用商品としてさらに認知が進んでいくことにより、業界のリーディングカンパニーである同社の株価評価にも見直しが入る余地は十分にあると考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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