ＮＴＴ都市開発が小動き、国内大手証券は１７年３月期に営業減益を予想

　ＮＴＴ都市開発<8933>が小動き。朝方と後場に一時高い場面があったものの、現在は前日終値１１６２円近辺で推移している。

　ＳＭＢＣ日興証券は、１７年３月期のマンション分譲想定を増額し、堅調なリーシングを踏まえて、１８年３月期の賃貸事業を増額したことを主因に、同社に対する業績予想を見直している。売却額の上昇により１６年３月期の営業利益は３６０億円と同社計画を上回ると予想するほか、１７年３月期も一定の売却益を計上するとみるものの、１６年３月期比では売却益が１００億円程度減少すると想定し、営業減益を予想。

　同証券は、目標株価を１２５０円から１１８０円へ引き下げ、投資評価は「３」（アンダーパフォーム）を継続している。
《ＭＫ》

株探ニュース