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シノケングループ---国内初のアパートREITの組成・上場に向けた準備を開始


シノケングループ<8909>は8日、不動産ファンド事業の次なる一手として、国内初のアパートを主な投資対象とした REIT(不動産投資信託)を組成する準備を開始したことを発表。組成後は、私募運用期間を経た上で、東京証券取引所への上場を目指していく。

同社は、2018年3月に国内初の本格的な機関投資家向けアパートファンド「HTT-1 号ファンド」を組成し、不動産ファンド事業に進出した。この事業を担当する同社子会社シノケンアセットマネジメント(本社:東京都港区)では、私募 REIT を組成するために必要なライセンス取得の準備に着手している。

同社は、1990年の創業以来、物件オーナーの将来の資産形成に役立つことを目標としてきた。5,000棟以上の物件販売や、約 30,000 戸以上の物件管理の実績を持ち、98%以上の入居率を誇る。創業以来培ってきた物件開発・物件管理ノウハウを結集し、アパートを主な投資対象としたREITを組成し、私募運用期間を経て上場することにより、国内外の機関投資家・個人投資家へ広く提供することを目指す。

この度、組成を目指すこととした REIT は、これまで個人投資家へ提供してきたサービスをREIT へも提供し、同社の全面的なバックアップによる高収益の確保・資産規模の継続的な成長を企図しているという。同社グループは、REITのスポンサーとして、物件販売に係る優先交渉権をREITに付与し、REITの資産規模拡大をサポートしていく。個人投資家、REITそれぞれの投資家に合わせた最良物件の提案による双方の利益極大化を図るとともに、同社グループ内の各社が全面的にバックアップすることで相互に利益を上げ、グループとしてのより大きな成長を目指していくという。

《SF》

 提供:フィスコ

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