2016年09月14日10時05分 三井不、三菱地所など大手不動産株が堅調、マイナス金利深掘りの思惑で追い風意識 三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、住友不動産<8830>など大手不動産株が全般地合い悪のなかでいずれも強さを発揮している。来週20~21日に日米で開催される金融政策会合に市場の注目度が高い。日銀の金融政策決定会合では緩和政策の「総括的検証」が予定されているが、そのなかマイナス金利深掘りを今後の金融緩和策の軸に置くとの観測が浮上、金利敏感株の代表格である不動産株にとっては追い風として意識されている。特に有利子負債の巨額な大手不動産株にとってはメリットが大きいとの思惑が働きやすい。 出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)