三井不が7連騰と一気の戻り足、海外資金流入観測で急浮上
三井不動産<8801>が7連騰と一気の戻り足をみせている。日経平均は前日に上値抵抗ゾーンであった1万7000円トビ台を上放れてきたが、その背景には同社株をはじめとする大手不動産株の上昇がある。同社は三菱地所<8802>と双璧の総合不動産トップであり、中期経営計画では最終年度の18年3月期に営業利益段階で2450億円(前期実績2024億円)を掲げている。ここにきて、出遅れ感の強い不動産セクターに海外資金の流入が観測されるなかで、「ショートカバーだけではなく、欧州機関投資家を経由してオイルマネーなど足の長い資金が買いを入れてきている可能性がある」(東洋証券ストラテジスト大塚竜太氏)との指摘も出ている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)