三井不動産<
8801>や三菱地所<
8802>など大手不動産株が高い。日銀のマイナス金利政策で金利が急低下するなか、有利子負債の大きい大手不動産を見直そうという動きが続いている。とくに、きょうからあすにかけて日銀金融政策決定会合が開かれており、「追加緩和に対する期待感もある」(市場関係者)という。
市場には、今回の日銀決定会合に関しては追加緩和見送りを予想する向きが多いが、「黒田総裁はサプライズを狙いETF(上場投信)の買い増しなどを決定する可能性も」(同)との見方が出ている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)